家庭用金庫から、大型金庫、金融機関の金庫扉まで。 千葉県内及び近郊、予算が合えば全国出張致します。
高度な技術を要します。技術費は他の手段と比べると割高です。
開扉後に部品交換、その後、金庫の使用は可能です。
金庫は廃棄状態となり、金庫の再使用は不可能です。
※ 金庫扉の修理も得意です!
長く使用していると金庫の扉自体の重みで吊元から下がってしまい
開閉がスムーズにいかなくなってしまう場合があります。
小社はそのような修理も得意としております。
※技術費は、1の方法から順に安くなります。 ※ご予算とご要望にお応えして金庫開けの手段を決定します。
※ご予算の合意によって全国出張も承っております。 ※業者さんからの依頼も承っております。
TEL 043-257-1980/FAX 043-257-1984/MAIL info@jo-sho.co.jp(錠商)
日本テレビ「不可思議探偵団」より、番組の出演依頼をうけ5回ほど、金庫の解錠を行ってきました。『史上最強の開かずの金庫に金庫鍵開け師が挑む!』という内容でした。
第1回/2011年1月 史上最強の開かずの金庫 VS 天才鍵開け師
一代で巨万の富を築いた小樽の大富豪が人知れず遺した開かずの金庫。
金庫職人に特注した逸品でした。
何度もさぐり(無傷で開扉すること)を入れ、熱い戦いの末無事、解錠する事に成功しました。
昔の人の知恵と工夫には、改めて脱帽しました。ともあれ、無事開けられた事にほっとしました。
2011年1月24日放映
第2回/2011年4月 開かずの金庫 VS 天才鍵開け師
希少な資料によれば、その重量は3トンを超えるようです。
明治の時代に製作された風格も威厳もある金庫でした。
ダイヤル錠の文字盤にはアルファベットが刻印された極めて珍しく、難解な金庫でした。
こちらもなんとか無事に解錠することができましたが、またも先人の知恵と技術の水準にただただ感服。
2011年4月11日放映
第3回/2011年5月 黄金の山・佐渡金山に眠る開かずの金庫を調査せよ!
観音開きのその扉には見事な飾り彫りが施され、近寄り難い、風格のある金庫でした。
苦闘の末、なんとか無事にさぐり、解錠に成功。
今回も明治時代の技術水準、製作した職人さんの技に圧倒されてしまいました。
金庫の中には、「金」「銀」「プラチナ」等が入っており、現場は非常に盛り上がっておりました。(笑)
2011年5月16日放映
第4回/2011年6月 文化財に眠る開かずの金庫 VS 天才鍵師
今回の現場は、歴史あるこの町の雰囲気に相応しい金庫でした。 何度も「さぐり」を繰り返し、なんとか解錠に成功しました。 TVカメラが回る中での金庫解錠は、確かに大きなプレッシャーですが、毎回毎回その金庫に由縁のある方々との、暖かく新しい出会いがあります。
2011年6月27日放映
第5回(最終回)/2011年9月 開かずの金庫 Final
なんと、左蝶番・左開き、レバーハンドルは右作動という金庫!
初めて見ました。
さぐりの方法が異なり解錠には、だいぶ悪戦苦闘してしまいました。
2011年9月12日放映
2010年の暮れ、あるリサーチ会社より電話がありました。
その後、関係者の方とお会いし、テレビカメラの前で金庫開けをするという事になりました。
本来、私どもの仕事は地味なものであり、全くの想定外。正直、相当の違和感を感じ、何度もお断りしました。
しかし断りきれず、お受けすることになりました・・・。
振り返ってみれば、多くの方々と親交を深める事ができ、関係各位に感謝しております。
殊に、威厳・風格・歴史ある金庫を選抜くために汗を流し、そしてそれをプロデュースする方達。
重いカメラを肩にのせ、黙々と撮影する方々。或は、搭乗券やら宿泊所、食事の手配までの目配り・気配り。
みんな、決して表舞台に出る訳ではなく、裏方に徹しながらも、活き活きと行動するその姿に感銘を受けました。
重ねて御礼申し上げます。
[1]2013年の秋、東京・杉並区内で父の遺産である金庫をご子息立会いの中、
テレビカメラの回る中で、無事に無傷解錠いたしました。
人柄の良いご子息は、感涙に慕っておりました。
(この模様は10月2日、テレビ朝日の報道番組・スーパーJチャンネルで放送されました。)
[2]千葉県の、とある神社で130年前の金庫(明治14年)が、長い間・開かずの状態でした。
「御神体が入っているのでは(?)」・・村中が熱気に沸いていました。
そんな状況の中、TVカメラの前で無事に「さぐり技術」で解錠。
村は、更なる熱気に包まれました。
(この模様は2014/4/23、テレビ朝日の報道番組・スーパーJチャンネルで放送されました。)
[3]京都・舞鶴市の無人駅。その駅舎に戦前からの金庫が・・・。
フジテレビの年末特番で、その金庫を開けてみるという事に。
(この模様は2014/12/10、フジテレビ・ゴールデンタイムに放送されました。)
[4]江戸時代から銅山王として栄華を極めた「堀」邸は、
歴史と文化の島根県・津和野町にありました。
蔵の一角に納められた金庫は、竹内製三号金庫。
そのダイヤル錠は、落とし文字方式という最強・最難関のダイヤル錠でした。
正に、撮影時間ギリギリの苦闘の末、解錠に成功いたしました。
(この模様は2018/03/11、ゴールデンタイムにフジテレビにて放映されました。)
[5]1917年創業の老舗和菓子店の金庫をさぐり解錠でと頼まれました。
現場は香川県丸亀市。創業100年ということで、店舗をリニューアル。
その開かずの金庫は、なんとトイレにレイアウトされていました。
それこそ、「なんということでしょう」。
この金庫も何とかご要望にお応えすることができて、安心いたしました。
(この模様は2018/03/11、ゴールデンタイムにフジテレビにて放映されました。)
◆いずれの金庫も先人の智恵と工夫が巡らされた難解極まるものでしたが、なんとか放送終了までに解錠に成功し、ホッとしました。(笑) 一件一軒の現場が「怖い!」というのが本音です。(苦笑)
世界でも最大級という40万トンを超える大型タンカーの船長室の金庫の開錠依頼がありました。
しかも国籍はイエメン……
大きすぎて千葉港には入港できず、東京湾の真ん中まで送り迎えをして頂きました。
イエメンの金庫って…… ものすごく不安でした。
「開ける事には責任を持ちますが、多分その金庫はもう使えなくなると思います……」
「それでも構わない」というので引き受けたわけなのですが、
なんと、日本製の金庫が作りつけられていました。無事、さぐりで解錠して帰ってきました。
帰りの航海(?)は、冷や汗が潮風で乾かされ、周りの景色が目に入るゆとりもできました。
こんな仕事を長くやっていると結構エピソードがあります。
その昔、給料が手渡しであった頃、その日に金庫が開かなくなってとか……
大学入試の当日、問題用紙が保管された金庫の鍵が……などなど。
なかでも [忘れがたき思い出の現場 ]が三つあります。
[その一]
その昔、県内の大きな郵便局に設置された大型金庫の開錠を金庫のイロハも良く分からない私に、
一人で行って来いと出発直前まで、こうしたらこうなる、こうなったらこうする・・と教えてもらい、カバンに工具と取り換え用のダイヤル錠を詰め込んで、電車に乗って開けてきた現場です。
この出来事がなければ、私は別の道を行っていたと痛感しております。
まだ20代前半の頃、思い出の現場であり、原点の現場です。
この時の師匠が、私にとっての大恩人である早世した義兄であります。
[その二]
神奈川県・横須賀市、米軍第七艦隊の艦船に設置された超難解の金庫の開錠依頼。
仕事を直接受けた東京の社長さんと力を合わせ、何とかしてきた忘れがたき現場。
帰り道、施設内でその社長と食べたホットドックの大きさと、コーラのコップの大きさは今でも鮮明に覚えています。
[その三]
栃木県内の「日本遺産」の施設内に作り付けられた観音開きの大型金庫。
ダイヤル錠が正常に作動せず、朝早くに現場到着、昼食も取らずに作業。
帰宅は22時頃になっていました。
右手の指に貼り付けたバンドエイドを何枚張り替えたことか・・。
帰りの車で飲んだ少し高めの栄養剤が、空きっ腹に染み込みました。
この三つの現場は、私にとって忘れようのない現場となっております。
なお、身元確認は必須条件とさせて頂いております。関心のある方はFAX(限定)にて、
上記を明記の上、 『FAX:043−257−1984』 まで送信してください。
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